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タピオカミルクティー(パールミルクティー)が大好きで長期間にわたり飲み続けた男性(20歳、東北部地方フート省在住)が、危篤状態で入院した。タピオカパールが原因の腸閉塞(ちょうへいそく)と診断されている。
男性は約20日前から腹部に痛みを感じるようになった。ここ数日は痛みが激しくなったため、郡レベルの病院に入院し5日間にわたって治療を受けたが一向に治らず、19日に激しい腹痛や嘔吐などの重症でフート省総合病院に転送された。
フート省総合病院で精密検査を受けた結果、腸閉塞と診断された。医師らは手術で男性の胃腸から食物残渣のかたまり2個を摘出した。早期に手術を受けたため、幸い胃腸の壊死には至らなかったという。
家族によると、この男性はタピオカミルクティーの大ファンで、頻繁に食事を抜いてタピオカミルクティーを飲んでいたという。
近年、ベトナムではタピオカミルクティーがブームになっており、路上店舗や高級専門店など各地の至る所で販売されている。