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南中部高原地方ダクラク省バンメトート市バンメトート空港で29日23時15分、ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の旅客機が胴体着陸する事故が発生した。原因は着陸時に前輪2本が折れたため。
事故が起きたのはホーチミン発バンメトート行きのVJ356便で、同旅客機は約2週間前の15日に仏エアバス(Airbus)から新たに受領したA321型機のもの。乗客207人を乗せていた。
乗客らは着陸直後に脱出用シュートで避難し、着陸時の衝撃で軽傷を負った6人以外は皆無事だった。負傷者は病院に救急搬送され、応急処置を受けた後、命に別状がないことが確認された。
同空港は復旧作業により一時営業停止となり、30日午後になってようやく営業を再開した。なお、30日午前10時までに同機から落ちたものと見られる車輪1本が同空港の近くにある畑で発見されている。