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ハノイ市では24日夜から翌25日朝にかけて200mm以上の大雨が降り、多くの幹線道路が40~60cm冠水した。南部や南西部に位置するクオンミーでは400mm、タインオアイやハドンでは300mmを超える降水量を記録した。
国家水文気象センターのレ・タイン・ハイ副所長は、ハドン観測所で3時間に240mmを観測したことを例に上げ、「記録的大雨とは言えないが、滅多にない強烈な雨だった」と述べた。ハドンでは2008年に500mm以上の記録的大雨を経験しているが、数日にわたって降り続けていた。
別の気象専門家は「少なくとも過去10年間にハノイで5月に降った雨としては最大」としている。ハノイ市の5月の降雨量は通常100~300mmだが、今回は一晩で1か月分の雨が降ったことになるという。
この大雨でカウザイ区、ハドン区、ナムトゥーリエム区のほとんどの道路が冠水。ホアンマイ区、バックトゥーリエム区、ドンダー区、ハイバーチュン区、タイホー区の一部の道路が冠水し、交通に支障をきたした。25日正午頃までに、一部の場所を除きほぼ水が引いている。