(C)kienthucsinhsan 写真の拡大 |
ホーチミン市人民委員会はHIVエイズの感染拡大を防ぐべく、市内の一部のホテルでコンドームの無料配布を行う予定だ。また、東南部バリア・ブンタウ省当局は2011年10月から、省内の一部のホテルでコンドームの無料提供を開始している。5日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
当局のこの動きに対して賛成の意見も多く見られるが、「当局がコンドームを無料提供するれば売春行為を認めているも同然のこと」として強く反対する意見も多数出ている。
労働傷病兵社会省社会悪防止局のレー・ドゥック・ヒエン副局長は、当局によるコンドーム無料提供が売春行為の間接的な容認にあたるという考え方は短絡的なものであり、重要なのは性的行為を通じた感染症の防止に繋がるという点だとして、各地方の対策を高く評価した。