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スイスに本社を置く総合人材サービス企業アデコグループ傘下のアデコベトナムはこのほど、ベトナムの7歳~14歳の子供を対象に実施した意識調査の結果を発表した。ザンチー紙(電子版)が報じた。
この調査は、子供たちに「将来何になりたいか」「首相になったら何をしたいか」「お金と家族のための時間のどちらが大切か」といった5つの簡単な質問に回答してもらう形式で行われた。
「将来何になりたいか」という質問の中で最も多くの子供に選ばれた職業は「医師」で、調査対象の34%が回答。2位以下は◇教師、◇警察官、◇歌手、◇ビジネスマン、◇パイロット、◇弁護士、◇水泳コーチ、◇タクシー運転手、◇モデルとなった。
「もし首相になったら何をしたいか」という質問に対して、多くの子供が「ベトナムを戦争から守る」と答えている。次に多かったのは、「国民をスリや引ったくりから守る」で、その他「貧しい人のために家を建てる」、「貧しい子供にお金を配る」といった回答が多かった。
「お金と家族のための時間のどちらがが大切か」という質問に対しては、81%が「家族のための時間」と回答、また「お金」と答えた子供たちも選択理由として「家族や兄弟を助けるため」と回答しており、ベトナム人が子供の頃から家族との関係を重視していることがわかった。