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若者達、特に高校生の間でオンラインゲーム依存症が深刻化している。ある専門家によると、2008年には約150万人だったゲーム参加者が2011年には1100万人に急増し、多くの人がゲームで生活費を稼いだり賭博の対象にしたりしているという。19日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
紅河デルタ地方バクニン省トゥーソン町のベトナム武術発展研究所には全寮制の学校があり、ゲーム依存症の若者を全国から積極的に受け入れている。同研究所の治療専門家によると、この学校で効果的な治療法はスポーツで、特に武術は効果が高いという。体を動かし友人らと接触することが、依存を弱め健康を取り戻す助けになるとしている。
全寮制の学校での生活は軍隊式で規律正しい。ここでゲーム依存症から抜け出し、スポーツや学業で頭角を現した者も少なくない。同研究所では依存症の子供のいる家族の相談に無料で応じている。ファム・クアン・ロン所長は「小学生や中学生でもゲーム依存症の兆候があるなら、早目に相談して欲しい」と話している。