アジア11か国の22都市を8つのインデックスで比較調査した環境パフォーマンス調査「アジア・グリーンシティ・インデックス」の結果が14日に発表された。ハノイは、インドの3都市(ベンガルル、コルカタ、ムンバイ)、フィリピンのマニラと共に「平均より下」のランクに入った。14日付ベトナムプラスが報じた。
この調査は独シーメンス社と英エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が協力して、インド、インドネシア、韓国、シンガポール、タイ、中国、パキスタン、フィリピン、ベトナム、マレーシア、日本の主要都市を対象に実施したもの。各都市の環境サステナビリティ(持続可能性)を、エネルギー供給及び二酸化炭素(CO2)排出量、輸送、ビル及び土地利用、水、公衆衛生、ごみ処理、大気環境、グリーンガバナンスの8つのインデックスで評価した。
アジアで環境パフォーマンスが「最高」ランクの都市はシンガポール、「平均より上」のランクは日本の3都市(東京、大阪、横浜)、韓国のソウル、香港、台湾の台北、「平均」ランクはタイのバンコク、中国の5都市(北京、広州、南京、上海、武漢)、インドのデリー、インドネシアのジャカルタ、マレーシアのクアラルンプール、「最低」ランクはパキスタンのカラチだった。