国連開発計画(UNDP)、資源環境省、国防省は6月28日、「ベトナムのダイオキシン汚染地点における環境汚染浄化プロジェクト」の実施に関する文書に調印した。
このプロジェクトは、UNDPと地球環境ファシリティ(GEF)から500万ドル(約4億4000万円)の財政支援と技術支援を受けて資源環境省が実施するもので、ビエンホア空港(東南部ドンナイ省)、フーカット空港(南中部ビンディン省)、ダナン空港(中部ダナン市)の3カ所とその他の地点でダイオキシンの汚染除去作業を行う。
UNDPによると、この3カ所の空港はダイオキシン汚染濃度が高く、このまま放置すれば周辺地域に汚染が拡大し、住民の健康に重大な悪影響を及ぼす恐れがあるという。