教育訓練省は現在、中学校・高等学校教員の新しい勤務時間規定案を作成中だ。それによると、教員の年間勤務時間は現行の44週間から1週間削減され43週間となる。
43週間の内訳は、35~37週間が授業と教育活動に、4~6週間が教員の研修・自己学習に、2週間が新年度の準備期間に充てられる。夏休みは2カ月間で、この他に旧正月(テト)休暇、同省が定める学期ごとの休み、労働法の規定による休祭日がある。
教師の1週当たり授業時間数(45分授業が1時間)は小学校で23時間、中学校で19時間、高等学校で17時間。現行の規定(1979年に公布)よりは少ないが、わずかな削減にとどまっている。