ホーチミン市保健局は23日、同市9区のフオックビン小学校で22日午後に発生した食中毒事件について同市人民委員会に状況報告を行った。それによると、食中毒症状が認められた児童は合計470人に上り、23日午後2時現在59人がまだ入院しているという。
児童らは22日昼に学校側が調理した昼食を食べ、午後2時ごろおやつとして外部業者から購入した牛乳とスポンジケーキを食べた後、午後4時ごろから吐き気や下痢などの食中毒症状を起こし、次々に病院に搬送された。
保健局はおやつのスポンジケーキが食中毒の原因と断定し、生産業者にケーキの生産と出荷を一時停止するよう命じた。