国連教育科学文化機関(ユネスコ)がこのほど発表した教育開発指数(EDI)によると、ベトナムは129カ国中79位に位置している。EDIは非識字率、就学率、教育の質などから算出されている。
東南アジア地域では児童の中途退学者数が多いが、ベトナムは約100万人とフィリピン(64万8000人)、ミャンマー(48万7000人)、タイ(41万9000人)、インドネシア(41万4000人)などを大きく上回っている。
グエン・ビン・ヒエン教育訓練次官は、今後、山間部などのへき地、少数民族が多く住む地域、国境地帯、離島などでの教育の質向上のために政府予算を優先的に手当てするほか、常設の教育センターを増やしてすべての国民が平等に教育を受けられるようにすると語った。