ホーチミン市警察の特別捜査チームは25日午前0時ごろ、同市タンビン区のボウリング場併設商業施設「サイゴンスーパーボール」内のカラオケ店と、近くの2カ所のホテルの強制捜査を行なった。その結果、2カ所のホテルでは合計9組の男女が売買春の現行犯で逮捕され、カラオケ店ではクアン・チー・ダン(39歳・女)、グエン・ティ・バオ・チャン(29歳・女)、フイン・ティ・グエット(29歳・女)の3人が売春仲介の首謀者として逮捕された。カラオケ店の店員ら64人も身柄を拘束された。
警察によると、ダンら3人が管理するこのカラオケ店は常に50人以上の女性店員をそろえており、客が気に入った店員を連れ出して近くのホテルで買春行為に及ぶというシステムになっていたという。この売春カラオケは外国人専門で、特に韓国人をターゲットにしていたことが分かっている。