世界経済フォーラム(WEF)はこのほど、各国の男女平等の度合いを指標化した「2007年男女平等指数」を発表した。ベトナムは今回初めて調査対象国となったが、128カ国中42位にランキングされた。これは東南アジアおよび東アジア諸国の中で、フィリピン(6位)に次ぐ順位で、タイ(52位)、中国(73位)、シンガポール(77位)、インドネシア(81位)、日本(91位)、マレーシア(92位)、韓国(97位)、カンボジア(98位)を上回った。
この調査はWEFが男女平等の度合いを経済・教育・政治・健康の4項目を指数化して順位をつけたもので、ベトナムは経済活動への参加程度で11位、教育機会で103位、健康の達成で91位などとなっている。
なお、上位を占めたのはスウェーデン(1位)、ノルウェー(2位)、フィンランド(3位)の北欧諸国で、逆に最下位はパキスタン、チャド、イエメンの3カ国。