ホーチミン市エイズ予防委員会は7日、エイズ予防活動についての会議を開催した。この席で同市労働連盟社会福祉センターのグエン・バン・クアン副所長は、エイズ感染の危険性が高いのは売春婦と麻薬中毒者と言われているが、長距離移動の多い職業の従事者や別の地域から移住してきたグループも感染の危険性が高くなっていると警告した。
同センターがホーチミン市内の4カ所のバスターミナルで約400人の長距離バス運転手を調査した結果、麻薬を使用している者が5.5%、16歳から20歳の未成年の間に性交渉をもった者が61%、売春婦と性交渉をもった者が27.8%と全体的に高い数字を示している。