情報メディア省査察部門はこのほど、「ザボンを大量に摂取すると乳がんになる危険性が高まる」という事実無根の記事を掲載してザボン敬遠ムードを引き起こし、ザボン農家に深刻な打撃を与えた4つの報道機関に対し、罰金処分を行うことを決定した。
対象となった報道機関と罰金額は次のとおり。クエンホック・バ・ザンチー紙:1500万ドン(約11万円)▽タインニエン紙:1400万ドン(約10万円)▽ネットナム社:1300万ドン(約9万3000円)▽コアホック・フォートン紙:1200万ドン(約8万6000円)。
同省はまた、上記報道機関に対し、該当の記事掲載に関わった記者など個人にも厳しい処分を行うよう要求した。