ハノイ市交通警察は10日から、歩行者による交通違反行為の取り締まりを開始した。この取り締まりはまず市内のタイハ通りとチュアボック通りで集中的に行われるもので、各所に2~4人の交通警察官が配置されている。取り締まりの対象となるのは、信号無視、中央分離帯の乗り越え、横断歩道以外の場所での無理な道路横断などの行為で、違反者は注意処分を受ける。
この歩行者の交通違反取り締まり計画は、日本の国際協力機構(JICA)とハノイ市警察が共同で実施している。将来的には違反した歩行者に1回に付き1万5000ドン(約110円)の罰金が科される予定だ。