グエン・タン・ズン首相はこのほど、たばこ規制枠組み条約(FCTC)の規定を実施するため、たばこのパッケージに印刷する健康警告の変更を指示した。それによると、2008年3月17日以降、「喫煙は肺がんの原因になります」という内容の警告文をパッケージに印刷すること、また警告表示をパッケージ面積の約30%とすることが義務付けられる。また2010年1月1日からは、面積の割合を約50%に増やす。
ベトナムは現在世界で最も喫煙率が高い国の一つで、世界保健機関(WHO)では、迅速に対策を講じなければ、ベトナム国民の10%がたばこ関連の疾病により死亡すると予測している。