ハノイ市警察は4日、ベトナム航空の機内で起きた乗客による2件の爆弾騒ぎ事件の捜査を終了し、容疑者2人を送検した。今後、2人は航空交通妨害罪で起訴される見通し。
ソン容疑者(33歳・男)は今年8月18日、同航空ハノイ発カムラン行きVN267便の離陸直前に、機内で「荷物の中に爆弾が入っている」と発言した。これは隣の席の乗客から荷物の大きさを指摘されたために返した冗談だったが、飛行機の離陸を遅らせるほどの騒ぎとなり、同航空は1億ドン(約74万円)の損失を被った。
またガン容疑者(38歳・男)は10月8日、同航空VN783便の機内で「手荷物の中に手榴弾が入っている」と客室乗務員に話して機内に混乱を起こし、検査のため離陸を3時間遅らせた。