シンガポール現地紙によると、今年上半期(1月−6月)に同国を訪れたベトナム人観光客数が急増している。ベトナム人観光客数は前年同期に比べ53%増となり、フィリピン(23%)とタイ(20%)からの観光客を抑え増加率でトップとなった。
シンガポール政府観光局によると、今年上半期における外国人入国者数は420万人、前年同期比8%増だった。これは積極的な観光プロモーションと、格安航空会社の就航路線拡大による成果が現れた形だとしている。
ベトナムへは今年4月よりシンガポール系格安航空のタイガーエアー(Tiger Airways)が、シンガポール−ホーチミン線を週4便(就航時週3便、10月30日からは週6便)、シンガポール−ハノイ線を週3便で運行している。