ハノイ市観光局はこのほど、市内30ヶ所の宿泊施設の調査を行い、違反施設5ヶ所に対し合わせて1,000万ドン(約630米ドル)の罰金処分を課した。処分を受けたのはタンロイホテル、VMQホテル、ホン・ゴクホテルなどで、タンロイホテルは1つ星の認定しか受けていないにも関わらず独自に「星」を2つ増やし3つ星にしていた。
またVMQホテルと、ホン・ゴクホテルに至っては、星の格付け認定を受けていない「0星ホテル」にも関わらず、独自に「星」3つをホテル正面に取り付け、3つ星ホテルを謳っていた。ベトナム観光総局によると、3つ星認定を受けるには客室数が50室以上などの基準が定められている。また「ホテル」と呼べるのは客室数10室以上の宿泊施設と決められており、これらの規定に違反した施設に対しても処分を課した。