4日付ベトナムネットによると、ハノイ市で4日朝、中身が紫色の鶏卵が発見された。発見したのは市内在住のタオさんで、いつものように娘に食べさせるため卵を茹で、殻をむいたところ中から淡い紫色の液体が出てきたという。しかし液体には臭いはなかった。
ベトナムでは約1ヶ月前に人工的に作られた偽物の鶏卵が中国から流入しているとメディアで伝えられていたが、その後人工的に鶏卵の殻まで作っていたら売値でわずか1,000ドン(約6米セント)の鶏卵では割に合わないという意見や、これまでに実際偽物の人工卵が発見されていなかったため、単なる噂であるとし、次第に忘れられていた。
今回発見したタオさんも、この噂のため約1ヶ月ほど鶏卵を食べるのをやめていたが、最近また食べ始めたと話す。この卵はタオさんが近くの市場で購入した10個のうち最後の1個だった。ベトナムネットでは今後、この黄身ではなく、紫身を持つ鶏卵の正体を解明するためこの卵を分析に出す予定。
紫身卵の写真は以下の通り(写真:ベトナムネット)