メコンデルタ地方ロンアン省タンタイン郡キエンビン村で2月18日午前2時頃、同村に住むCさん(女性・37歳)が夫のKさん(男性・39歳)の局部をかみそりで切断して自宅付近の水路に捨てるという事件が発生した。
17日午後23時頃、妻のCさんは酒を飲んで帰宅し寝ていた夫のKさんを起こそうとしたが、Kさんは布団をかぶってそのまま寝ていた。夫に愛人ができたのではないかと考え、嫉妬に逆上しきったCさんは、かみそりで夫の局部の3分の2を切り取って近所の水路に投げ捨てたという。
Cさんはその後、自宅から近い夫の実家に行って夫の様子を冷静に報告し、自分の実家に戻った。出血多量で意識を失っていたKさんは、家族により病院に救急搬送され、応急処置を受けた。Kさんの容態は回復に向かっているが、切断されて捨てられた局部の一部は流されてしまい、接合手術はできなかった。
なお、Kさん夫婦には2人の子供がいる。Cさんは地元でも嫉妬深いことで有名だったが、Kさんは浮気を疑われるようなこともしておらず、これまでに夫婦間で深刻なトラブルが発生したこともなかったという。警察は、Cさんから詳しい事情を聴いている。