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ホーチミン市トゥードゥック区ビンチエウ街区にある上座部仏教寺院「ブウクアン(Buu Quang)寺」で5日午前10時頃、同寺の僧侶の間でトラブルが発生し、僧侶1人が周りの人々を包丁で刺すという事件が発生した。これにより、102歳の尼僧1人が死亡、他の僧侶ら5人が重傷を負った。
警察は、殺人容疑でティエン・フイ(戒名)容疑者(男・25歳)を逮捕した。ブウクアン寺で修行中だった同容疑者は、他の僧侶と喧嘩になり、口論の末に台所から包丁を持ち出して相手の僧侶を刺した上、仲裁に入った僧侶に対しても包丁を振り回した。
僧侶らはフイ容疑者から包丁を奪って同容疑者を取り押さえ、通報を受けて現場に駆けつけた警察に容疑者の身柄を引き渡した。この乱闘により、巻き込まれた尼僧1人が死亡、僧侶ら5人が重傷を負った。警察は引き続き捜査を急いでいる。
※最終更新:2016年10月6日11:00 JST