1月30日午後8時ごろ、ホーチミン市トゥードク区のカーバンカン通りで渋滞中にバイクが接触したことから口論となり、男が相手側の男性を刃物で刺し殺す事件が起きた。
目撃者らの話によると、ビンチエウ駅付近の路上で若い女性をスクーターの後ろに乗せた25歳ぐらいの男が、男2人組の別のバイクに接触し激しい口論になった。この女性が仲裁に入ったため、男2人組のバイクはその場を離れたが、スクーターの男は100メートルほど離れた地点で追いつき、隠し持っていた刃物でバイクの後ろに座っていた男性に切りつけた。男は走って逃げようとする男性に襲いかかり、胸を刺して殺害した。
男はスクーターでトゥードク市場方面に逃走したが、後ろに乗せていた女性を置き去りにしていったため、現場に居合わせた人々がこの女性を警察に引き渡した。その後の警察の調べで、男はホーチミン市9区在住のグエン・ディン・ヒエウ(23歳)であることが判明した。ヒエウは現在も逃走中。