ホーチミン市人民裁判所は12日、ビナサンタクシー運転手強盗殺人事件の被告の女4人に対する判決を出した。ズオン・ゴック・ヒエン被告(21歳)には強盗殺人罪と別件の詐欺罪で懲役23年、ボー・ティ・フオン・ゴック被告(18歳)には強盗殺人罪で懲役18年、残りのクアック・ゴック・カム・トゥー被告(26歳)とチャン・ゴック・トゥイ被告(21歳)には強盗罪でそれぞれ懲役5年と3年の実刑判決が言い渡された。
この事件は昨年12月19日未明、遊ぶ金欲しさにヒエン被告が強盗計画を発案、凶器の刃物を準備して、4人でグエン・バン・リューさん(当時33歳)の運転するタクシーに乗り込み、人けの少ない路地に誘い込んでリューさんのわき腹を刃物で刺して殺害したもの。ゴック被告がヒエン被告の助力を得て殺害を実行したと認定された。