北中部ハティン省ハティン市タックフン村に住む女子中学生のTさん(14歳)は最近病院で検査を受けた結果、妊娠30週であることが判明した。子どもの父親は近所に住むズオン・クオック・B(72歳)という建設関連機関の元役人で、自宅にテレビがないため頻繁にB宅にテレビを見にきていたTさんに性的関係を強要していたことが分かった。
Tさん家族は中絶費用としてBから150万ドン(約9000円)を受け取ったが、胎児がすでに成長しており堕胎は無理だったため、BにTさんの面倒を見るよう求め、BとTさんは一時B宅で夫婦のように暮らしていたという。その後、Tさんは近所の別の家に引き取られている。
Tさんの両親は極めて貧しく、娘と生まれてくる孫の世話をすることはできない状態だ。Bの行為に対する当局の介入が待たれている。