ホーチミン市3区にある政府官房所属機関、中央市民応接事務所で7月31日、同事務所職員のチャン・バン・チーさんが郵便物を開封した際、封筒内のビニール袋に入っていた白い粉を吸い込んで気を失うという事件が起きた。
チーさんは、白い粉の袋に気が付くとすぐ封筒に戻したが、その場で気を失い病院に緊急搬送された。この日はチーさんが公安省から政府官房内の国民からの嘆願書を受け付ける部署に移った初日で、問題の郵便物も嘆願書であると見られていた。
事件後、チーさんの執務室は消毒され、封筒や白い粉の包みは鑑識に回された。