10日夜ハノイで、17歳のド・ティ・ディエップという少女が男友達と共謀して年上の男性から金品を奪い取るという事件が起きた。ディエップは北部のハタイ省出身だが、家出してハノイ市内の安宿やネットカフェを転々として生活していた。被害に遭った男性は市内の情報学研究所の所長を務めるルアンさんで、ディエップとはインターネットを通じて知り合い一度デートをしていた。
事件当日、ディエップはネットカフェの料金が払えなくなったと言ってルアンさんを呼び出して清算させると、市内のバーマウ湖のほとりに誘い出した。そして、あらかじめ示し合わせていたブイ・スアン・ドゥックという男友達と一緒にルアンさんを刃物で脅し、財布とバイクを奪った。
ディエップは14日、ネットカフェにいるところを警察に逮捕された。現在、警察がドゥックの行方を追っている。