恋人が別の女性と一緒にいるのを目撃して恨みに思った女が、恋人に塩酸を浴びせかけるという事件が起きた。ホーチミン市在住のタインという名前のこの女は、教会で出会ったレーさん(23歳)という青年と親しく付き合っていた。ところが、数カ月前からレーさんがタインのもとを訪れることが少なくなり、2人は電話で連絡を取るだけの仲になっていた。レーさんから特に説明はなかったが、タインはふさぎがちになり、もともと足に障害があったこともあって悲嘆にくれ、リストカットを繰り返していた。
そんな折、昨年の大みそかにレーさんの職場のイベントに出かけたタインは、レーさんが別の女性と2人でいるのを目撃。浮気をされていると思い込み平常心を失ったタインは8日、レーさんの職場を訪れ、レーさんに塩酸を浴びせかけた。この事件でレーさんは大やけどを負い、タイン自身と周囲にいた数人も軽いやけどを負った。