メコンデルタ地方・ヴィンロン省公安はこのほど、同省内の小学校に勤めるチャン・フウ・ニャン教諭(男性)を未成年者虐待容疑で逮捕した。調べによると、ニャン容疑者は担任を受け持つ4年生クラスのHちゃんに、今年1月から数度に渡り教室内でみだらな行為を行なったというもの。
さらに、行為中にたまたま現場を目撃したほかの児童らに対し、ニャン容疑者は、「このことを誰にも言うんじゃないぞ!」などと言葉や暴力で脅していた。事件は同校の女性教諭が発見し、明るみになった。
学校側はこれまでに、ニャン容疑者に警告と減俸処分を科し、さらに図書館への配置転換を決定したが、あまりにも軽い処分にHちゃんの家族が強く抗議、父兄らが協力し、公安当局に調査・処分を求めていた。