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2005/11/10 07:07 JST配信
8日、2時限終了後の8時ごろ、ロンアン省タンフン県中・高等学校において、50人以上の生徒が失神する騒ぎが起きた。学校側は現場で生徒に応急処置を施したのち、県救急病院に搬送した。半数以上の生徒は8日昼までに回復、帰宅した。
学校内のある生徒グループの流した「洪水にやられた地域に、幽霊がたくさん出るらしい。生徒を探して見つけては血を吸うのだそうだ」というデマが瞬く間に生徒の間に広がり、50人以上の生徒（全て女子生徒である）が恐怖のため失神した、と生徒たちは話している。一方、救急病院当直の医師たちは、失神した生徒たちには、カルシウム不足の症状を呈しており、血圧の低下がこのような騒ぎを引き起こしたのだ、との見方を示した。
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