ホーチミン市にあるMedic病院で、近隣のティエンザン省から腹痛を訴え1人の患者レ・ティ・レさん(47・女性)が搬送されてきた。病院にあるCTスキャナで診断したところ、腹痛の原因は、なんと両端がとがった爪楊枝がレさんの胃に突き刺さっているためであった。
レさんはこの診断に対し「いつ飲み込んだか全く覚えていないが、急に激痛が胃に走り、耐えられないほどだった」と話している。一方診断したMedic病院のファン・タイン・ハイ院長は「当病院にはこれまでにも同じような患者を診断したことがある」と述べていることから、レさんと同じように爪楊枝を飲み込んでしまった奇特な人はほかにも結構いるとみられている。