ホーチミン市8区公安は14日夜、区内第2街区アウ・ズォン・ラン通りにある3ヶ所の「ベッドカフェ」を摘発した。これらのカフェには照明がなく、ソファーのようなベッドのような2人用の特別な「イス」が配置されていた。摘発当時店内では多くの男女が全裸になっていたが、そのうちのほとんどの客は摘発に気づき、捜査員が店内に入った時には既に服を着直していた。しかし、そのうちの1組は全く摘発に気づかず、捜査員が近づくと慌てて服を探し、お互い別々の服を取り合うなど、かろうじて体裁を整えたという。
公安はこの摘発で、身分証明書不携帯の客75人の身柄を一時拘束した。これらのカフェの床には多数の使用済コンドームが捨てられていたほか、精力増強剤などが投げ捨てられていたという。