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- 今後の協力の具体化に向けて連携
- 両国関係の更なる発展のために尽力
- 新しい分野含む両国間の経済関係強化へ
岸田文雄内閣総理大臣は2日午後4時55分から約15分間にわたり、訪日中のチュオン・ティ・マイ書記局常務 兼 中央組織委員長 兼 越日友好議員連盟会長による表敬を受けた。
岸田首相は冒頭、マイ氏との再会に喜びを表明するとともに、2023年11月に格上げされた「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」の下、今後もベトナムとの協力関係を深めていきたいとし、特に2023年に首脳間で合意された今後の協力の具体化に向けて連携していきたいと述べた。
これに対し、マイ氏は、ベトナムにとって日本は最も重要なパートナーであるとし、これまでの日本の支援に感謝を表明し、新しいパートナーシップの下で両国関係の更なる発展のために尽力していきたいと述べた。
岸田首相は、現在実施されている民間投資及び政府開発援助(ODA)案件の円滑な実施に向けて協力を強化していきたいとした。これに対し、マイ氏は、新しい分野も含め、両国間の経済関係の強化に貢献していきたいと述べた。
両者は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の実現に向け、地域・国際場裡においても協力していくことで一致した。