外務省のレ・ズン報道官は17日、中国外務省が「7日、トンキン湾(北部湾)の中越共同漁業水域で操業中の中国漁船が、武装したベトナム漁船に襲撃された」と発表したことについて、事実無根と全面否定した。
ズン報道官は「中国側からの通報を受け、ベトナム側関連当局が緊急捜査を行った。中国漁船4隻とベトナム漁船3隻の間で魚網が絡み合う事故は起きたが、網をほどいた後これらの漁船は通常操業に戻ったと認識している。ベトナムの武装漁船が中国漁船を襲撃した事実はない。引き続き捜査しているが、中国側にも情報の提供を求めている」と語った。