アメリカ貿易開発局(USTDA)はこのほど、2006年の「カントリー・オブ・ザ・イヤ」にベトナムを選定した。同局は選定理由として、市場開放経済を指向する経済改革により、ベトナムの経済成長率が東南アジア地域で最も高いことなどを挙げている。
USTDAは1996年にベトナムに進出。これまで36案件への投資と、18回のプロジェクト調査や視察などを実施している。同局は今年、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催、世界貿易機関(WTO)加盟交渉などでベトナムを支援した。同局は来年も引き続き、貿易・投資・経済発展の環境を整えるため、ベトナムを支援するとしている。