水処理装置製造販売のオルガノ(東京都江東区)は15日、ホーチミン市ビンタイン区に現地法人「オルガノベトナム」を設立し、営業を開始したと発表した。資本金は60万ドル(約5140万円)で、同社が全額出資する。
ベトナムの発電所や日系工場向けに水処理装置の計画・設計・工事・試運転サービスを提供し、水処理薬品の販売も行う。従業員数は6人で、2012年に売上高3億円の達成を目指す。
ベトナムでは新規投資が活発に行われ長期の高成長が見込まれている、また日系企業の生産拠点進出が相次いでおり、純水製造装置などの用水設備や排水処理設備の需要拡大が期待できることから、現地法人の設立を決定した。