米国の非営利団体ビジネスソフトウエアアライアンス(BSA)、ベトナムソフトウエア協会(VINASA)、文化スポーツ観光省などが参加している「ソフトウエア著作権保護協力プログラム」は21日、国内の約1万社の企業に対し「ソフトウエアの違法コピー率が85%と高いことによる損害額は年間2億7500万米ドル(約250億円)に達している」と、違法コピーソフトウエアの使用をやめるよう呼びかける文書を送付した。
ベトナムの違法コピー率は最近の4年間で92%から85%まで減少した。そのおかげで、IT(情報技術)産業の雇用需要は11%増加し、IT企業の売上高も9%増加したという。