マッソ(Masso)コンサルティング社(マッソグループ)などがこのほど開催したベトナムでのM&A(企業の合併・買収)に関するセミナーで、「今後6~10年の間に国内企業の約50%が合併するか買収される可能性がある」とする計画投資省の予想が示された。
同省によると、企業のM&Aは世界的に増加傾向にあり、ベトナムも例外ではないという。買収側は多くの場合経験豊富で財政力のある外国企業で、売却側の国内企業に不当に低い資産評価額や複雑な契約条件を提示する可能性がある。同省は国内企業に対し、M&Aに関する知識や経験を十分身につける必要があると注意を促している。