HTモバイル(ハノイテレコムとハチソンテレコムの合弁)は8月31日、スウェーデンのエリクソン、中国のフアウェイ(Huawei)の2社と、GSM方式の設備を整備するため総額6億米ドル(約660億円)の契約を結んだ。エリクソンとフアウェイは、全国5000カ所に無線基地局を設置してHTモバイル用のGSM網を構築する。6億米ドルのうち4億米ドル(約440億円)がエリクソンの、残りの2億米ドル(約220億円)がフアウェイの取り分となる。
HTモバイルは2007年からCDMA(符号分割多元接続)方式で携帯電話サービスを開始したが利用者獲得に失敗、今年初頭にGSM方式への移行を決めている。