ベトナム電力総公社(EVN)によると、フーミー火力発電所(南部バリア・ブンタウ省)にガスを供給するナムコンソン(Nam Con Son)ガス田の保守作業のため、10月から11月に渡り、1日500~800メガワットの電力供給制限を全国で実施する。
フーミー発電所はガスタービンで発電しているが、ガス供給が停止する保守作業期間中はディーゼル発電に切り替える。このため、ベトナムの消費電力の40%をカバーする同発電所からの電力供給が不安定になる可能性があり、毎日朝6時から夜10時までの間、全国で電力供給が制限される。またEVNでは、関係各社と協力し、同期間中は週末に電力供給を一部制限することも検討している。