(本記事は、2019年10月25日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)
高校2年生になった日本でのかつての教え子が、夏休みを利用して幼稚園にボランティアにやってきました。卒園したのが6歳だった年長組なので、約10年ぶりの再会となります。現在、彼はカナダに留学をしています。
カナダ留学の理由は…
会って早々、彼は自分がなぜカナダに行ったかという理由を語り始めました。
・小学6年生から勉強し始めた英語が好き。
・英語をもっと勉強してアメリカの大学に入り、そのあとビジネスを始めたい。
・アメリカの大学は、みんなに名前の知られた大学に入らなければ意味がない。
・それまで通っていた一貫校からの脱出は、甘いものではなかった。
・それまでの温かい人間関係も、カナダでは自分から飛び込んで行かない限り、絶対に新しい関係は生まれない。
・できる英語が通じない。
・日本人同士で慰め合っていたら英語は上達しない。必死で頑張った。
・ようやく話が通じるようになった。
・勉強することがもっと面白くなった。
・友人が隣で「ゲーム面白いよ」と誘うけれど、勉強に集中できなくなるから絶対にやらない。
・時間があったら本を広げる 等等。
私には到底真似できない「勉強する方法」を彼は心得ていました。自分の高校時代を振り返ると、こんなに強い意志で勉強していた記憶は全くありません。「好きなこと」「やりたいこと」があることは、人を前に進ませます。さらに「目的」を持つこともさらに前へと押し進めます。
幼稚園の保育のねらいは、私の中では今も昔も変わっていません。 「自分の好きなことを見つけて、じっくり遊ぶ」これが子ども達への願いの根幹 です。
高2の彼は幼稚園で1週間のボランティアをしてくれた後、以下のような感想文を残していってくれました。これから成長していく幼稚園時代の子どもたちの道標となりますように!
本文の続きはこちら → VIETJO LIFE「【第9回】17歳から学んだこと」
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