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[観光]

日本人女性の旅行意欲が増加傾向、40代の人気エリアはベトナム

2024/07/01 06:24 JST更新

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 フェムケア事業を展開する株式会社オノフ(東京都渋谷区)は、女性視点マーケティングに特化した調査研究をベースとしたサービスの提供や、クライアントワークとしてマーケティングリサーチ、セールスプロモーション企画、顧客ロイヤリティ向上のためのCRM設計を提供している。同社は先般、全国の20~69歳の女性を対象とした「海外旅行への意識」についての調査結果を発表した。

 2023年中の海外旅行先について、全体では韓国が31.3%と最も高く、台湾が16.0%、ハワイが9.9%という結果となった。地域別では東アジア、次いで東南アジア、ハワイ・グアムと続いた。

 年代別の人気エリアは、20代が韓国、30代は台湾とハワイ、40代はベトナム、50代がオーストラリア。60代以降はハワイ、フランス、ヨーロッパ圏内となり、年代が上がるにつれ、旅行の行き先の幅が広がる傾向が見られた。

 「2024年に海外旅行をしたい」と回答した女性は12.6%と昨年よりも+4.3%増加。20代の割合が最も高いが、昨年と比較すると30~50代の意欲が増加していることが読み取れた。

 2024年に行きたい国トップ3は韓国、台湾、ハワイだが、昨年と比較すると、その他の各国も割合が増加。韓国を除くと、オーストラリア、米国、スペイン、フランスなど遠方の国への意向が、昨年と比較して増加傾向にあることが分かった。

 海外旅行の目的として、全体では「観光」が41.6%、「地元グルメ」が37.4%、「ショッピング」が17.3%と続いた。

 20代は「デジタルデトックス」、30代は「自分と向き合い心身を休める(リトリート)のため」が他の年代に比べて高い結果となった。20~30代は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で見た「映えスポット」を求めるだけでなく、普段のデジタル疲れのデトックスや癒しを求めて旅行に行く人が多い可能性がある。

 また、旅行先での消費行動・コミュニケーション意識について、20代は現地の人とのコミュニケーションを重視する人が他の年代に比べて多く、30代はちょっと贅沢な食事、40~50代はその土地の安くて美味しい食事を求め、逆にその他の消費を惜しまないという、年代ごとの特徴が見られた。 

[2024年6月28日 株式会社オノフニュースリリース U]
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