コロナ禍で大打撃の観光業界、20年に60％が失業 [観光]

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　文化スポーツ観光省観光総局のグエン・チュン・カイン局長によると、国内の観光業界は2020年に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により大打撃を受け、観光分野で働く労働者の約60％が失業を余儀なくされた。

　2020年の外国人訪問者数は前年比で▲79.5％減、国内観光客数も同▲34％減となり、観光収入は同▲58.7％と大幅に減少した。これにより、観光分野の労働者の約60％が失業し、海外旅行を取り扱う旅行会社の90％が休業となった。

　多くの専門家は世界各国でCOVID-19が制御下に置かれた場合、世界の観光業界は2021年7～9月期から回復に向かうと予想している。

　ただし、カイン局長はCOVID-19の流行状況が複雑化しており、依然として影響が続いていることから、観光客の安全確保の対策を強化しつつ、今後も国内観光刺激プログラムを実施すべきとの考えを示した。

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