[観光]
ベトナム航空、越僑シェフを初のアンバサダーに任命―機内食の質向上へ
2018/03/22 04:52 JST更新
(C) ベトナム航空 |
ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)はオーストラリアの首都キャンベラで14日、世界にベトナム文化と料理を広めることを目的として、ベトナム系オーストラリア人シェフのルーク・グエン氏を同社初のグローバル・キュイジーヌ・アンバサダーに任命した。
これにより、グエン氏はアンバサダーとして2020年までの3年間にわたり、ベトナム航空の機内食の質を向上させるべく重要な役割を担う。具体的に、ビジネスクラスではベトナム各地の特色を生かした8つの料理を考案し、軽食やフィンガーフードを含めて本格的なベトナム料理を提供する。
また年内に、グエン氏監修の約50のメニューが各路線で楽しめるようになる。さらに、今後は機内食だけにとどまらず、イベントを通して様々な国でベトナム料理のプロモーションを展開する予定。
グエン氏は1978年生まれ。オーストラリアのテレビシリーズ出演で有名となり、セレブリティーシェフの仲間入りを果たした。料理への情熱と献身で、名誉ある「Food Hall of Fame」のメンバーに選ばれたほか、世界中で多くのレストランを経営し、7冊の料理本を出版している。
ベトナム航空は、英国航空サービスリサーチ会社のスカイトラックス(Skytrax)による4つ星エアラインの認定を2年連続で獲得している。同社は今回のグローバル・キュイジーヌ・アンバサダーの任命により、顧客へのサービスを向上し、同社ブランドの地位を確立するとともに、今後は5つ星の認定を目指していく。
[2018年3月20日 ベトナム航空日本支社プレスリリース S]
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