[観光]
世界遺産チャンアン景観複合体マスタープランが承認
2016/02/22 04:20 JST更新
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グエン・タン・ズン首相はこのほど、紅河デルタ地方ニンビン省にある
チャンアン生態観光区の景観複合体建設マスタープランを承認した。
それによると、景観複合体の面積は1万2252haで、同省のホアルー郡とザービエン郡、ニョークアン郡、ニンビン市、タムディエップ町にまたがる。このうち、遺跡区(コアゾーン)が面積6226ha、遺跡区周辺(バッファゾーン)が面積6026haとなっている。
コアゾーンを保護するためのバッファゾーンは、◇西側のバイディン区(観光区、新大学都市区)、◇北側のチュオンイエン・ニンホア区(観光サービスを組み合わせた農村住宅区)、◇東側のニンニャット・ニンティエン区(同)、◇南側のニンタン・ニンハイ区(同)の4区域から成る。
チャンアン生態観光区は、2014年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)からベトナム初の世界複合遺産に認定された。総面積2168haで、周囲を山と湖に囲まれているほか、洞窟などの自然遺産にも恵まれている。その景色は、東北部地方クアンニン省の世界自然遺産になぞらえて「陸のハロン湾」とも称される。
[Nhu Chinh, 21:26 (GMT+7) 17/02/2016, A]
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