[観光]
「最後の楽園」コンダオ島を国立エコ観光区に、首相が計画承認
2015/11/23 15:40 JST更新
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東南部地方バリア・ブンタウ省当局は19日、グエン・タン・ズン首相が承認した「2030年までのバリア・ブンタウ省コンダオ国立観光区開発全体計画」を発表した。
同計画では、2030年までにコンダオ島を東南アジア地域トップのエコ観光区に発展させることなどの目標が設定されている。同計画の実現により、同島への投資活動が活性化するだけでなく、島民の生活水準向上、持続的な社会経済発展の後押しにも繋がるものと期待されている。
2020年の時点で、同島を訪れる観光客は18万人、観光収入総額は1兆2000億VND(約65億9000万円)に上る見通し。2030年には、観光客が外国人12万人を含む30万人に、観光収入総額が2兆8000億VND(約154億円)に増加するほか、観光業界で8000人の雇用が創出されると見込まれている。
なお、コンダオ国立観光区は同省コンダオ郡に位置し、大小様々な16の島からなる。総面積は1万4075.15km2で、このうち陸上が75.15km2、海面上が1万4000km2。コンダオ島は、豊かな自然や貴重な生態系が残る「ベトナム最後の楽園」として国内外の観光客の人気を集めている。
[Quang Chung, The Saigon Times, 04:47 (GMT+7) 19/11/2015, A]
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