[観光]
カインホア省:「貝の寺」として知られるトゥーバン寺
2013/10/30 12:43 JST更新
(C)VnExpress,vietpictures、バオティック塔 |
南中部カインホア省カムラン市には、貝殻やサンゴで装飾された塔があることで「貝の寺」として知られるトゥーバン寺がある。ニャチャン市の近場の観光スポットとしてお勧めだ。28日付VNエクスプレスが報じた。
トゥーバン寺は1968年に創建された。この寺で最も印象的なのは、高さ39メートルのバオティック(宝積)塔だ。塔の外側には49個の三角形の穴が穿たれていて、それぞれの穴に大小様々な仏像が置かれている。
塔にはブッダが説いたとされる「八正道」を象徴する8つの入り口がある。内部の壁面や天井は無数の貝殻、サンゴ、真珠などで飾られていて、上階には祭壇がある。この塔は、寺の僧侶らが自分達の手で設計し1995年から5年間かけて建設した。
この寺には「十八層地獄」もある。暗くて細い曲がりくねった穴倉の道を約500メートル、ロウソクの火または懐中電灯の光を頼りに歩く。道の所々に地獄絵図と戒めの言葉が浮かび上がる。龍の口を象った出口から外に出ると、全ての悩みから解放され、生き生きとした生活に戻れると考えられている。
[VnExpress,28/10/13, 06:16 GMT+7,O]
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