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ベトナム観光業界はインドからの旅行者を国内観光市場に取り込もうと、誘致活動を促進させている。5日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。 観光総局のホアン・ティ・ディエップ副局長は、年末にもインドへ視察に渡り、国内の観光業の実態や今後の発展の可能性を検討する予定であると明らかにした。 現在、ベトナムにとってインドは近隣諸国に限って言うとタイ、シンガポールと並んで、多数の旅行客をベトナムに送っている。但し、外国人旅行者全体の中で言えば、その割合はまだ小さいものだ。ベトナムを訪れるインド人旅行者を訪問目的別で見ると、主な目的は出張・商談などで、純粋な観光目的の旅行者は非常に少ないのが現状だ。 インド人旅行者の誘致に向けて市場調査中のある旅行会社代表によると、▽ツアー料金の高さ、▽宗教上の食文化の違い、▽両国間に直行便が運航していないこと、▽ベトナムへの関心の低さなどが同市場開拓に当たり大きなネックになっているという。 ディエップ副局長はこれらの問題点を認めた上で、インド国内のニーズを見極め、問題解決の方法を模索していきたいとコメントした。
[Đào Loan Saigontimes 3/8/2011, 20:25 (GMT+7)U]
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