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北部ラオカイ省サパ郡人民委員会の報告によると同郡の観光地タックバック地区では、健康に害を及ぼす有毒な茶葉が観光客向けに1袋1万ドン~5万ドン(約38~192円)で販売されているという。22日付グオイラオドン紙が報じた。 「サパの甘茶」と呼ばれるこの茶葉のパッケージには、糖尿病や高血圧に効果があるなどと表記されている。しかし、医薬的な効果を保証する団体名はなく、生産地や生産企業などに関する表記もない。この茶葉は古くから、同地方で販売されており以前は「チャー・ニャット(日本茶)」と呼ばれていた。現在もサパ中心部の市場では1キログラム当たり10万ドン(約383円)で売られている。茶葉の毒性を検査した中央医薬品検査研究所によると、半数致死量(LD50)を測定する実験で非常に高い有毒性を持っていることが証明されたという。 同郡人民委員会はかねてから、この有毒な茶葉の販売を取り締まってきたが、販売業者はパッケージに記載する商品名を変えるなどして、当局の摘発を逃れてきた。同郡人民委員会は、サパを訪れる観光客に対して、有毒な茶葉を購入しないよう警告している。
[Theo Dân trí 22.7.2011 | 06:59 (GMT + 7) U]
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